外国人雇用でトラブル回避のため知っておくべきこと

外国人雇用はトラブルになることがあります

日本と外国では、当然のことながら文化が異なるので、日本人と外国人では考え方が異なることがあります。

そのため、日本人を雇用するときと同様に外国人を雇用した場合、トラブルになることがあるので、そうならないためにも、外国人を雇用する際は以下のことに気をつけてみてはいかがでしょうか。

会社について説明すべきこと

会社で働いてもらうためには、会社の決まり事、契約内容等をしっかりと理解してもらう必要があり、そのためには、できる限り外国人が理解できる言語で記載された文章にしたほうがよいです。

また、後日トラブルになっても対処できるような文言を記載しておく必要があります。

雇用条件を理解してもらう

日本人から見て「当たり前」と思っていても、外国人から見たら「当たり前でない」ことはあります。

そのため、雇用条件はしっかりと記載し、雇用契約書や就業規則雇用時等をしっかりと説明することが大切です。

給与控除の説明

日本では、実際に伝えている金額と額面上の金額が異なることがありますが、「約束が違う」と言ってトラブルとなることがあります。

外国人には、税金、年金、保険等のため給与で差し引かれることが理解できないので、給与の明細について説明したうえで「外国人だけでなく日本人も同様に支払っている」ことを伝えましょう。

特に年金については、理解できても払いたくないという言う外国人がいますが、このような場合は、「法律で支払いが決まってること」「脱退一時金があるので払い損になることはない」等の説明をして理解してもらいましょう。

なお、日本と「社会保障協定」を締結している国の外国人の場合、年金が免除されることがあります。

会社の環境づくり

異国の地で働くことは普通に勤務するよりストレスとなります。

職場に溶け込むためには働きやすい環境作りが大切で、サポートできる環境を作り、他の従業員にも理解してもらうことが大切です。

文化の違いを知っておく

世界にはいろいろな国があり、日本人にはあまり馴染みのない文化があります。

例えば、日本人は無宗教が多いですが、世界には、キリスト教、イスラム教、仏教等があり、宗教によって食べることができない食べ物があります。

また、日本では長期休暇というのは7日間前後が一般的ですが、外国では3週間の長期休暇がある国もあり、親族で過ごすのが当たり前のような国もあります。

このようなことは、会社の仕事に支障をきたすこともあるので、雇用した外国人の国の文化は知っておきましょう。

業務内容は丁寧に説明する

日本語が上手く理解できなかったり、日本人とは考え方が異なるため、内容が上手く伝わらないことがあります。

例えば、「できるだけ早くこれをやっておいて」というような曖昧な説明は事故の元なので、「来週月曜日の午後3時までに、○○の企画書を作っておいて」と具体的に説明したほうがよいです。

担当業務は明確にしておく

外国人は自分の与えられた仕事以外は行わない傾向もありますが、これは権利義務が日本よりはっきりしているからだと思われます。

そのため、月報の作成、朝礼、掃除、防火訓練等、普段の業務と異なることをする場合には、詳細に説明できるようにしましょう。

日本社会では、「当たり前のこと」と思ってしまう傾向があるので気を付けるべきです。

心のケアをできるようにしておく

日本人と同様に、会社のことについて話し合えるように、休憩中に話しかけたり食事に誘ったりしましょう。

また、異国で生活することはわからないことだらけです。

勤務中や日常生活でストレスを感じないようにケアできる環境を作りましょう。

社外の生活で説明すべきこと

日本での滞在日数が長い外国人はそれほど問題になりませんが、日本に来たばかりの外国人や滞在日数が短い外国人には、日本での生活はわからないことだらけです。

そのためにも最低限、以下のことは伝えておきましょう。

住居について

機関 概要
市区町村役場 住所変更、各種証明書の取得等に使用することがあります。
病院 病院は耳鼻科、眼科、整形外科など、状況により様々なので、各種病院の使用方法を教えてあげましょう。
郵便局 荷物を送ったり海外送金するとき等に使用します。
警察署 何か困ったときに駆け込める場所として教えておきましょう。
バス バスは、乗降車方法や料金の支払方法が地域により大きく異なることがあるので、教えておきましょう。
電車 切符の買い方、スイカ等の使い方、乗降車方法などを伝えておきましょう。

外国人が困らないように、「現地の相談窓口を伝える」「会社のマニュアル作り」「最初は付き添う」など、対応策を考えておきましょう。

公共施設について

住居の使用には、自治体や住居ごとに決まりごとがありますが、しばしば近隣の人や大家さんと揉めることがあります。

日本人でもいますが、特に文化が異なる外国人にはご近所トラブルにならないよう、伝えておくことが大切です。

住むうえで特に気をつけることは以下のとおりです。

部屋の改造 日本では基本的に部屋を改造することはできない。
騒音 部屋でのパーティー、テレビの音量、深夜の掃除など、大きな音には気をつける。
ゴミ出し ゴミの分別とゴミ出しの曜日を無視してゴミを捨てる外国人が多いです。
ペット ペット不可なのに勝手にペットを飼う外国人がいます。

また、電気・ガス・水道は契約をしないといつまで経っても使用することができないので、手続き方法を教えるか本人の補助をしてあげましょう。

緊急ダイヤルについて

できる限り、会社の担当者等、何かあったときに外国人から電話が来ても24時間対応できる人を作っておき、その人の電話番号を伝えておきましょう。

また、最低でも、110番(警察)と119番(消防)は必ず伝えておきましょう。

警察では、交通事故や犯罪が起こってしまったときに必要ですし、消防は、救急や火事が起こったときに必要になります。

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